▲体操の世界選手権第6日は28日、英グラスゴーで男子団体総合決勝が行われ、日本(内村航平=コナミスポーツク、田中佑典=同、加藤凌平=順大、萱和磨=同、早坂尚人=同、白井健三=日体大)が計270・818点で優勝し、1978年仏ストラスブール大会以来、37年ぶりとなる金メダルを獲得した。
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 五輪も含めた世界大会では2004年アテネ五輪以来、11年ぶりの優勝。日本は序盤のゆかとあん馬で得点を伸ばし、最終種目の鉄棒で2人が落下したが、2位の英国に0・473点差で逃げ切った。03年大会からの世界選手権7連覇を目指した中国は3位だった。
引用元:体操男子、団体で37年ぶり「金」…世界選手権 : スポーツ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)


▲目まぐるしい試合だった。日本は白井らの床運動と、萱が出たあん馬の前半2種目で、ライバルの中国に対し6.294点と大量リードを奪い、まず勢いに乗った。早坂、加藤の貢献もあってトップに立ち続けたが、4種目終了時に米国に0.100点差まで迫られ、続く平行棒と鉄棒で田中が落下。不穏な流れに傾きつつあるところで、最終演技者の内村を迎えることになった。

 鉄棒に取り付き車輪で回り始めるとすぐ、地元・英国が2位に浮上したことが表示され、会場は大歓声。次の瞬間、内村が離れ技でバーをつかみ損ね、マットに落ちた。「やっちまったなと。歓声が、ここで(タイミングを)合わせるという所で来たので技術的に響いたのかな」。それでも個人総合5連覇中の王者は慌てない。残りの演技をきっちりまとめ、0.473点差で日本に栄冠をもらたした。
引用元:【世界体操】エース内村が最後の鉄棒で落下も… 37年ぶりの頂点 リオへつながる「日本の美しい体操」 - 産経ニュース

▲最後は冷や汗ものだった。体操の世界選手権(英国・グラスゴー)は28日(日本時間29日未明)、男子団体総合決勝を行い、予選を1位で通過した日本は合計270.818点で優勝。世界選手権ではライバル中国の連覇を6で止め、78年仏ストラスブール大会以来37年ぶり6度目の金メダルを獲得した。
 日本はエースの内村航平(26)が5種目目の跳馬まで安定した演技を披露。予選のゆかで頭から落下し、痛めた首と肩の不安を感じさせなかった。「ひねり王子」こと白井健三(19)がゆかで16.325点、萱和磨(18)は得意のあん馬で15.400点をマークするなど首位をキープして最終種目の鉄棒を迎えた。
引用元:日刊ゲンダイ|エース内村に陰り? 体操日本男子37年ぶりも“薄氷”の団体V