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▲皇后さまは、20日、81歳の誕生日を迎えられました。
皇后さまは、誕生日にあたり、記者の質問に文書で回答を寄せ、冒頭で、「この一年も、火山の噴火や大雨による洪水、土地の崩落、竜巻など、日本各地を襲う災害の報に接することが多く、悲しいことでした」と振り返られました。
そして、今月初め、豪雨で大きな被害が出た茨城県常総市を訪れたことに触れて、「水流により大きく土地をえぐられた川沿いの地区の状況に驚くと共に、道々目にした土砂で埋まった田畑、とりわけ実りの後に水漬いた稲の姿は傷ましく、農家の人々の落胆はいかばかりかと察しています」と述べられました。
続いて、戦後70年について、「今年は私の周辺でも、次世代、またその次の世代の人々が、各種の催しや展示場を訪れ、真剣に戦争や平和につき考えようと努めていることを心強く思っています」と記されました。
そのうえで、孫の愛子さまが、被爆直後の広島で市電を走らせていた女子学生を紹介する新聞記事に、自分と同じように心を留めていたことを知り、うれしく思ったというエピソードを披露されました。
さらに、ことし4月、天皇陛下の長年の願いだった太平洋戦争の激戦地パラオへの訪問が実現したことについては、「御一緒に日米の戦死者の霊に祈りを捧げることが出来たことは、忘れられない思い出です」と述べられました。
その一方で、ことしのノーベル賞に、大村智さんと梶田隆章さんの2人の日本人が選ばれたことを「明るい、嬉しいニュース」と語り、ラグビーワールドカップでの日本代表チームの活躍について、「日本のみでなく世界の注目を集めました。4年後の日本で開かれる大会に、楽しく夢を馳せています」とつづられました。
終わりに、ことし夏の心臓の検査で「心筋虚血」の疑いがあることが分かり、心配された体調については、「今のところ、これまでと変わりなく過ごしています」と述べられました。
引用元:皇后さま 81歳の誕生日 NHKニュース








▲皇后さまは、20日、81歳のお誕生日を迎えられ、皇居では、祝賀の行事が行われた。
皇后さまのお誕生日の祝賀は、午前10時半から始まり、午前11時すぎには、皇族の方々も皇居へと入られた。
秋篠宮ご夫妻と眞子さまは、別々の車で、東京・半蔵門から皇居・宮殿へと向かわれ、皇太子ご夫妻は、沿道の人たちに会釈して、宮殿へと向かわれた。
夜には、皇后さまは、皇太子ご一家の長女・愛子さま、秋篠宮家の長男・悠仁さまから、お祝いのあいさつを受けられ、その後、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻、黒田 さや子さん夫妻と、夕食をとられたという。
引用元:皇后さま81歳の誕生日 愛子さま、悠仁さまからお祝い受けられる(フジテレビ系(FNN)) - Yahoo!ニュース